皆様、こんにちは。次長です。
3月に入りましたが、ご機嫌いかがですか。
さて、階上地区岩井崎の「龍の松」が帰ってきました!!
東日本大震災の津波を受け、残された幹などの形が龍(りゅう)に見えるようになった松の木が、
「龍の松」として広く知られるようになりましたが、震災からの時間の経過で木の傷みが進み、
2400万円をかけて保存が決定しました。(全国からの御支援、感謝します。)
この木を長く保存するための作業が昨年から始まり、長期間保存できるように加工が施され、
平成28年2月28日に岩井崎に戻ってまいりました。
当日は、関係者の皆様による記念式典が行われ、お披露目となりました。
式典では、地元の「明戸虎舞保存会」による、虎舞や階上小学校の生徒さんによる、校歌が
披露され、花を添えました。
(階上小学校児童の皆様)
(タイガー&ドラゴン)
大震災からまもなく5年となります。市内の復興・復旧が進む中、震災当時の津波被害を象徴
する「震災遺構」の多くが被災の負の記憶を呼び起こす存在として姿を消していくものも多くあ
り、風化が進んでいるのも事実であります。
しかし、階上地区には今後、復興のシンボル「龍の松」や、旧向洋高校の校舎の保存と併せ、
プロムナードセンターの併設も計画されており、震災の記憶と教訓をいつまでも風化させること
なく、後世にわたり伝承していくために、階上地区の役割は、気仙沼市の発展に大きな役割を
はたすと思われます。
当協会主催の、「第29回気仙沼天旗まつり」も昨年に引き続き、岩井崎を会場とし5月29日
に開催を計画しております。
長い文章になりましたが、結びに、皆様のご多幸、地域の復興がまさに、天に昇る龍のように
勢いよく前進する事を祈念申し上げ、簡単ではありますが、ブログにかえさせていただきます。
有難うございました。
最後に、この写真をご覧いただきます。さようなら。
階上観光の「隆」と、階上の「龍」の松 。
2016年3月2日水曜日
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